8/1 ソニーフィナンシャルホールディングス 石川久美子

 予想レンジ
 111.40円~112.50円
 注目ポイント
 明暗分かれる新興国通貨

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
111.389 -1.1銭 翌3:15 112.150 -35.0銭 16:50

■NY市場を振り返って
・日銀を無難に通過したという面と、米中の通商交渉再開期待というものがリスクオンムードを呼びドル/円は上昇した。

■今日の見通しについて
・アメリカでは7月のADP雇用統計や経済指標がいくつか発表されるほか、FOMCの金融政策も発表予定だが、今回はFOMC経済金利見通しの発表も記者会見も無いので無風通過になるだろう。
・日銀の政策決定会合も通過し大型のイベントが一巡しているし、アメリカの雇用統計の前ということもあり、おそらく基本的には手控えムードが広がると考えられ、指標結果に対しても反応は一時的になりそう。

■注目ポイントについて
・年始から見ると結構新興国通貨が大きく動いていて、最初は年始に株価が落ちたり貿易戦争懸念があり円高が進んだ結果、新興国通貨が落ちていたが、ここ2ヶ月ぐらい急速に明暗が分かれている。
・特に独自要因がある所で差が出ており、トルコは大きく下げてしまっているが、上昇に勢いがついていて目立つのがメキシコペソ。
・足元原油価格が上昇してきていてメキシコは産油国なので、これがプラスに働いているのと、7月1日に大統領選で勝利したロペスオブラドール氏──この方が今まで反トランプで知られていたが、一転してトランプ大統領との友好ムードを演出した結果、かなりプラスになっている。

■このままメキシコペソは上昇なのか、それともリスクはある?
・ロペスオブラドール氏は結構ポピュリストで、この方が大統領になった暁にはおそらく財政赤字が膨らむので、その辺はマイナス。
・トランプ氏とのメキシコ国境の壁問題があるのでまだまだ分からないが、短期的には大統領が就任する12月まで時間があるのでプラスが見込めそうな気がする。

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