7/27 米州みずほ 和地淳史

 予想レンジ
 110.60円~111.60円
 注目ポイント
 日銀政策変更への警戒感

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
110.798 +19.8銭 翌2:00 111.243 -35.7銭 7:00

■ここまでをどうみる?
・ロンドン時間序盤からECB理事会前にユーロ/ドルにはポジション調整的な売りが入りドルの反発がみられた。
・更にドラギ総裁の会見でフォワードガイダンス変更の必要は考えていないと、少なくとも2019年夏まで金利を据え置くスタンスがあらためて確認されたことをきっかけに、対オーストラリアドルや対イギリスポンドなど全体的な一段のドル買い戻しが進みドル/円も111円台を回復している。

■今日の見通しについて
・本日発表される米国GDPの結果に多少振らされる展開が高いと思われる。
・ただし市場に日銀政策変更への警戒感が漂うなかでは仮に良好な結果となっても買いは限定的、むしろ下振れした場合の円高を警戒したほうがよさそう。

■注目ポイントについて
・先週半ばは113円付近で推移していたドル/円だが110円台まで円高が進んだ背景は、貿易・通貨戦争と日銀の政策変更への警戒で、下落後何度かドルが反発してもよい場面はあったものの回復力は弱いと言える状況にある。
・例えば23日に日銀が指値オペを通知した場面で、日本の10年債利回りこそ落ち着いたもののドル/円は下落を続けた。
・またその後も米国金利が大きく上昇する場面や株価が上昇する場面においてもドルの反発は限定的となりドル/円は下値を試しにいく場面がみられている。

■非常に警戒感が強い日銀の金融政策決定会合だが、為替はその後どのように動く?
・現状では大幅な政策変更が行われることは考えにくいと思われ、会合にかけて値動きが荒くなる状況は予想されるが、もし無難な変更に留まれば懸念が大きく高まる以前の112円程度の一時的な反発もみられるかもしれない。

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