6/15 フィスコNY 平松京子

 予想レンジ
 110.30円~114.40円
 注目ポイント
 アメリカと他国の金利差拡大でドル高

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
110.387 +8.7銭 17:10 110.901 -49.9銭 15:05

■NY市場を振り返って
・ECBによる早期利上げ観測が後退した為ユーロ売りが加速し、米国の小売売上高が予想を上回った為ドル買いが強まった。

■今日の見通しについて
・日銀は金融政策を据え置く見込みで日米金利差の拡大観測を受けたドル/円の上昇を予想する。

■注目ポイントについて
・ECBは金利ガイダンスで低金利を少なくとも2019年夏まで維持する公約をし、貿易や保護主義をリスクに挙げ景気見通しも引き下げた。
・一方で米FRBはFOMCで市場の予想通り追加利上げを決定しただけではなく、年内の利上げ見通しを年3回から4回に引き上げ景気判断も引き上げ、低金利を公約したECBとは対照的となった。
・今後は脆弱経済への対応ではなく加熱経済への対応に転じることが示唆されており、現行の欧米の金利差は2%だが来年には3%に広がる見通し。

■日本はどうなる?
・日銀による緩和策終了はECB以降とみられている為、日米の金利差も一層拡大する基調があるとされ米国の第2次四半期GDPは4.8%程度を予想されており、リスクとしては貿易戦争や振興諸国への影響が挙げられるが短期的で影響は限定的に留まり、中長期的には米国と他国の金利差拡大基調は継続すると考えられドルの一段の上昇に繋がるだろう。

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