6/13 大和証券 亀岡裕次

 予想レンジ
 109.80円~110.70円
 注目ポイント
 FF金利見通し

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
110.272 +47.2銭 翌4:55 110.845 +14.5銭 翌3:30

■NY市場を振り返って
・米朝会談ではアメリカが北朝鮮の体制保証をし、北朝鮮が完全非核化に取り組むことで合意したが、具体的なプロセスについての合意がなかったことからドル/円はやや反落した。
・ただ、再び反発する局面もあるなど相場の底堅さも見えた。

■今日の見通しについて
・FOMCにかけてドル/円は堅調に推移するだろう。
・FOMCは政策金利であるFF金利の0.25%引き上げが確実視されるが、メンバーのFF金利見通しが情報修正される場合に備えアメリカの長期金利やドルに下落圧力は働きにくいとみられる。

■注目ポイントについて
・前回利上げした3月にはFF金利見通しが12月よりも上方修正され、それまでは今年の利上げは3回との見通しが最多だったが、3回と4回が同数となり、来年末のFF金利見通しも中心値が上方修正された。
・ただ、市場の利上げ期待も既に高まっていた為、当局者の利上げ見通しに過剰に反応することはなく長期金利とドル/円は下落に向かった。

■今回のFOMCを受けた長期金利やドルの動きはどう見る?
・過去数年、利上げ直後に長期金利が低下する傾向がある。
・利上げにより経済成長が抑えられて先行きは利上げ継続が困難になるとの見方の為だろう。
・去年6月と12月にFOMCからまもなくして金利が上昇したのは、ヨーロッパの金利上昇やアメリカの減税成立の影響だった。
・現状市場では来年半ば以降の利上げ期待が低迷していて、今回のFOMCで今年年末のFF金利見通しがやや上方修正されても来年末の見通しが上方修正されなければ長期金利とドル/円は下落に向かう可能性がある。

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