6/6 JPモルガン・チェース銀行 佐々木融

109.40円~110.40円

■注目ポイント
110円20銭を巡る攻防

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
109.795 +39.5銭 9:55 110.267 -13.3銭 翌4:05

■NY市場を振り返って
・昨日ドル/円は日本時間の日中110円を試したが抜けなくて、ジリジリと海外市場に向けて上値を下げるという展開。
・NY時間に入りECBが次の理事会でQEの終了を検討するという観測記事が出てユーロ/ドルが買われると同時にドル売りになり、ドル/円は109.50を割り込んだが、また少し戻ってきているという展開。

■注目ポイントについて
・ドル/円のチャートを見ると、(3月までは)20日移動平均線が上値の抵抗になり、(それ以降は)下値を支えている感じになっている。
・昨日、一瞬20日移動平均線を割り込んだが、いまは丁度間にあり、200日移動平均線を明確に抜けられなくて下がるのか、上抜けて上がっていくのかがポイント。
・私は200日移動平均線がある110円20銭を上抜けて、111円〜112円ぐらいまではまた上昇する可能性はあるのではないかと見ている。
・その背景としては世界経済が良くなってきている為で、世界の四半期ごとの実質GDPの数字を見ると、世界経済は去年の真ん中あたりでピークをつけて(3.9%)、今年の1−3月期が3.0%でボトム、今年の4−6月期の予想が3.4%まで上がってきている。
・このように世界の景気が回復してくると円は資本調達通貨として弱くなる傾向があるので、しばらくは円安傾向は続くのではないか。

■この先115円、120円といった円安が進むこともある?
・それは難しいのではないか──ドルがそんなには強くなれないと見ている為。
・ドルというのはアメリカ経済だけが良くてアメリカの利上げ期待だけが高まっているときは買われる傾向があるが、世界全体の景気が良くて皆いい感じのときというのはアメリカが利上げをしながらドルは売られる方の通貨になる傾向があるが、ドルも円も弱いのでドル/円がそれほど大きく動くということは期待できないだろう。

個人成績