5/23 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 植野大作

110.40円~111.40円

■注目ポイント
実需のドル買い

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
109.557 -83.4銭 18:40 110.921 -47.9銭 7:00

■NY市場を振り返って
・昨日は東京・ロンドン・NYの3市場を通じて節目の111円丁度を挟んで上下ともに20銭程度の値幅で一進一退、方向感の出にくい展開だった。

■今日の見通しについて
・3月下旬の104円台から最近の111円台まで、やや一方的にドルが買われすぎている為、そろそろスピード調整が入る可能性はある。
・日本時間で24日未明、アメリカでFOMC議事要旨が公表される為、米金融政策の正常化方針が再確認されればドルの下値はサポートしそう。

■注目ポイントについて
・日本の貿易収支を見ると、最近の原油価格上昇によりドル建て決済の赤字額は年換算でおよそ13兆円まで膨らんており、円建て決済の黒字額である約10兆円を大きく上回っている。
・差し引きするとドル/円絡みの貿易決済は年3兆円程度のドル不足になっている。
・また最近相次ぐ日本企業の海外M&Aの発表を受け、今後夏場から秋口にかけて数兆円規模のドル買いが発生するとの観測も強まっている。
・このような貿易決済や海外M&A絡みの為替フローは片道切符の円売りになるので、ファンダメンタルズの示す方向感と合致する場合、より威力を発揮する。
・当面は日米金利差と為替需給の相乗効果によってドル高・円安が進むと考えている。

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