5/22 ソニーフィナンシャルホールディングス 尾河眞樹

110.70円~111.50円

■注目ポイント
日銀の出口戦略は遠い

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
110.798 +9.8銭 21:35 111.187 -31.3銭 16:10

■NY市場を振り返って
・アメリカの株価は堅調でリスクオンということでドル/円も底堅く111円台をキープしている。

■今日の見通しについて
・FOMCの議事要旨が23日に発表されるので、今日のところは様子見ということで小動きに留まるのではないか。

■注目ポイントについて、先週の黒田総裁は「日本の10年債利回り0%は2%の物価安定目標の達成まで何があっても死守するものではない」と発言したが?
・一部の間で2%の物価安定目標を達成する前にイールドカーブコントロールを選考すると出口に向かってしまうのではないかという解釈をする向きもあったが、(先ほどの黒田総裁の)発言が今年の1月頃だと円高に行った可能性があったが今回は円高に行っていない。
・これは黒田総裁が同時に早期に政策変更はしないと明確に言っていることと、IMM投機筋の持ち高の円ショートがほとんど解消されていることが背景にある。

■このIMMのポジションは今年のこの円の動きが去年のある通貨の動きと似ているそうだが?
・ユーロに似ていて、昨年のECBの出口戦略に市場の注目が集まるなかで、ユーロの投機筋のユーロポジションというのは大幅なショートからロングに転換し、ユーロは大幅に対ドルで上昇した。
・円は今ショートがほとんど解消されているが、ここで日銀がもし出口に向かう姿勢を見せたりすると、ここから円ロングに投機筋が向かうなかで円が大幅に上昇してしまうというリスクがある。
・昨年5月以降年始までの間、ユーロが15%対ドルで上昇したことを踏まえると、日銀もドル/円が115円台というところまでを見るまでは現状維持という姿勢を崩さないだろう。

個人成績