4/19 SMBC日興証券 野地慎

106.70円~107.70円

■注目ポイント
景況感のピークアウトに注意

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
107.185 +48.5銭 7:40 107.520 -18.0銭 10:45

■NY市場を振り返って
・東京市場で株高にともなって上昇したドル/円だが、海外の株式市場が伸び悩むなかで上値が抑えられて107円前半での小動きとなった。

■今日の見通しについて
・経済統計の発表がない東京でも小幅な動きになると予想されるが、アメリカではFOMCメンバーの講演が相次ぐ中、製造業指数なども発表されるので株価や長期金利に連動してドル/円が上下しそう。

■注目ポイントについて
・世界経済好調持続のなか米中貿易摩擦など、アメリカの保護主義の悪影響だけがリスクとされているが17日に発表された中国の経済統計はやや弱めで、鉄道貨物の輸送量などをベースにしてリアルタイムの経済動向を反映しやすいとされている李克強指数が昨年の過熱気味に成長した世界経済がピークアウトしつつあることを示唆している。
・欧米のPMIなどもまだ景気が拡大していることを示しながらもピークアウトし始めているので、各国の上値の重さがリスク回避によってのみ生じているのではないと考えることもできそう。
・長期金利は将来の短期金利の集合であるという考え方をもとに、アメリカの長期金利はすでに年4回・最高3%までの利上げを織り込んだ場合という金利水準だが、現状アメリカの国債カーブを見てみるとその水準を超えているので今後景気が思ったほど強くないと判断されて、利上げ見通しの修正とともに長期金利が下がればドル/円の下押し圧力となりそう。
・本日のフィラデルフィアの連銀製造業指数などにも注目したいところ。

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