4/11 みずほ証券 鈴木健吾

106.70円~107.70円

■注目ポイント
地政学的リスクと保護貿易

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
106.652 -4.8銭 翌0:20 107.231 -46.9銭 7:35

■NY市場を振り返って
・アジア時間に米中貿易摩擦後退期待からドル/円は107円台に上昇し、海外時間にかけても良好な米経済指標やNYダウの上昇に一時107円40銭近辺まで上昇する場面がみられた。

■今日の見通しについて
・本日はアメリカの消費者物価やFOMC議事要旨などの材料が予定されているが、目先は地政学的リスクや米国の通商政策にからむ材料が多く、この見極めのなかドルは小幅な値動きが続きそう。

■注目ポイントについて
・足元、シリアに対する緊張が高まっているが、北朝鮮も本日最高人民会議、15日に故金日成主席の誕生日、27日に南北首脳会談と材料が目白押し。
・また、保護貿易に絡んでは米財務省が週内にも半期に一度の為替報告書を議会に提出する見込みで、為替操作国に認定される国は無い見込みだが中国に対する文言の変化などがあれば材料視されるとみられる。
・また、来週は安倍総理が米国に渡り日米首脳会談が行われ、ここでも注目は貿易問題に集中するとみられる。

■こういったことは、為替相場にはどのような影響を与える?
・目先これだけの材料を控えているだけにドル/円相場は動きづらいとみている。
・これらの材料が地政学的リスクや貿易戦争懸念を緩和させるものとなればドル/円は109円程度にすんなり上昇する可能性が高まる反面、懸念が深まれば急落の可能性もある。
・ただ、基本的には米国も貿易戦争は避けて落としどころを探るとみており、また北朝鮮をめぐる緊張も緩和を予想する。
・方向としてはドル高・円安方向への動意が強まっていくだろうとみている。

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