4/3 JPモルガン・チェース銀行 佐々木融

105.50円~106.50円

■注目ポイント
106円台回復できるか

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
105.695 +19.5銭 9:35 106.661 +16.1銭 翌4:05

■(ドル/円は)下げ止まったが、ここまではリスクオフムード?
・欧州休みで閑散な中でアメリカの株が落ちたのでリスクオフで円買いという形になった。

■今日の見通し・注目ポイントについて
・テクニカルな部分に注目したいが、ドル/円と20日移動平均線を比べると、ドル/円は1月からずっと下げてくる中で20日移動平均線をしっかりと上回ることがなかった。
・先週は水曜日からしっかり上回って引けていたが、昨日20日移動平均線(106円10銭)を割ってきてしまった。
・昨日は閑散な中で落ちただけなので、今日はこれを上回って引けて106円台を維持できるかがポイント。

■昨日の日銀短観で大企業製造業の今年度の想定為替レートが109円66銭と発表され、今のドル/円の水準よりかなり円安方向だったが企業収益下方修正の懸念はないか?
・企業収益下方修正はこのままいけば多少はあると思うが、今の日経平均株価自体がドル/円相場が105円を下回ってずっと推移することを前提とした、企業収益にあった形の日経平均の水準と言えるので、仮に106円台くらいで推移すればそれほど日経平均に対しては影響がない。
・4-6月期の四半期は円安方向に戻ると見ている(円安要因は3つ)。
・世界経済の回復傾向──世界経済は基本的にまだまだ強いので、円高が加速することは考えにくい。
・日本からの対外直接投資の拡大──実は去年過去最大の対外直接投資が出ているが、報道等見る限り今年もかなり大きそうで、それに絡む円売りが出てくる。
・対外証券投資の活発化──最近アメリカでは短期金利がだんだん高くなり、ヘッジ付きの米債投資が難しくなってきているが、ヘッジ無しで円を売りながら米債・外債投資したり、外国株に対する投資も大きくなっている。
・そういった事に絡む円売りでなかなか円高が進みにくいということで、特に新年度に入り円安が進みやすくなるのではないか。

■今後、円安はどれくらいまでいく?
・4-6月期で111円台~112円台くらいまでのドル高・円安はあり得るのではないか。

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