3/9 三井住友信託銀行NY 矢萩一樹

105.50円~107.00円

■注目ポイント
資産価格の関係にゆがみ

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
106.179 +67.9銭 7:05 107.050 +5.0銭 22:30

■NY市場を振り返って
・ロンドン時間ではECBの緩和バイアス削除やドラギ総裁の会見でユーロが上下動し、ドル/円も影響されて上下したが全体的には米輸入関税の詳細見極めから、ドル/円は小幅にレンジで推移した。

■今日の見通しについて
・東京時間には日銀の政策決定会合の結果が発表され、NY時間には米国の2月の米雇用統計が発表される。
・黒田総裁が出口政策に関して言及する場合や、米雇用統計の平均時給が市場予想から外れる場合ドル/円に動きがあり、ドル/円は105円50銭~107円丁度のレンジを想定する。

■注目ポイントについて
・米国の税制改革以降、日米実質金利差とドル/円に乖離が生じ、また株式市場と為替市場にも同様な乖離が生じている。
・原因はアメリカの税制改革で株価が上昇し、アメリカ企業のレパトリや財政赤字拡大で名目金利が上昇後、FRBの緩慢な引き締めスタンスにより市場の期待インフレが上昇しドルが下落したからと分析している。
・今後この巻き戻しが生じた場合、ドルが大幅に上昇する可能性があるだろう。
・また、株価調整の第2波についてはVIXは依然として高く、ドル調達市場のストレスを表すLibor-OISスプレッドの拡大は継続していて、引き続き警戒が必要。
・株価調整が発生した場合、短期的にはドル/円が下落も、その後はドルが強含みドル/円は動きにくい展開になることも想定している。

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