3/7 SMBC日興証券 野地慎

105.50円~106.60円

■注目ポイント
アメリカ利上げは材料とはならず

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
105.454 -4.6銭 8:45 106.219 -38.1銭 翌1:30

■NY市場を振り返って
・欧州市場でやや売られたドル/円は朝鮮半島の南北首脳会談のニュースを受けてクロス円主導で106円なかばまで買われたが、アメリカの株価が伸び悩むなか上値の重い展開となった。

■今日の見通しについて
・経済統計の発表がない東京ではポジション調整程度の動きにとどまりそう。
・アメリカではFRBメンバーの講演やベージュブック、ADP雇用報告など再来週のFOMCのヒントになりそうな材料が多く出てくるので、それに合わせて上下しそう。

■注目ポイントについて
・アメリカの利上げ回数が増えるという見通しが強まって、日米金利差が拡大する一方でドル安・円高が続いているが、過去20年ほどのアメリカの利上げ局面では実はドル安が起きている。
・為替市場では実際の短期金利ではなくフォワード金利、つまり将来の金利見通しが重要視されるが、今回も利上げが始まるとの期待が高まった2015年と2016年後半にドル高が生じ、利上げの織り込みは完了した。

■今後のドル高へのカギは?
・FOMCのFF金利の長期見通しが3%弱なので、つまりあと6回程度利上げをすれば次は利下げということもでき、今さらドル買いを行う動機付けには乏しいと言える。
・利上げが3.5%~4%まで続くとの期待があればドル高になる可能性があるが、それくらいアメリカの経済が力強いという証拠が出てくるまではドル安が続きそう。

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