3/2 三菱東京UFJ銀行 内田稔

105.50円~106.80円

■注目ポイント
日銀正・副総裁候補の所信表明

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
105.246 -25.4銭 21:40 106.299 -50.1銭 10:00

■NY市場を振り返って
・ドル/円相場は107円台で取引される時間帯もあったが、株価の下落を受けドル/円相場は106円台前半までドル安円高が進んで戻ってきた。

■今日の見通しについて
・2月を振り返ると円が最強だったが1月と異なりリスク回避局面でドルも買い戻された。
・円もドルも強かったしわ寄せが結局クロス円の下落につながり、ポンド/円・ユーロ/円・豪ドル/円いづれも数か月ぶりの安値圏まで下落している。
・本日はドル/円相場はもちろんだがクロス円での円高に警戒が必要。

■注目ポイントについて
・年初来、円が全面高になっていて日銀の金融緩和で円安が進むという期待がしぼむ可能性が高まっている。
・日銀は昨年以降、低すぎる金利には副作用があるという指摘を繰り返していて、先月超長期金利が低下していた局面で25年超の国債買い入れを100億円減額してきたので、日銀としてもこれ以上の金利低下を狙っているわけではないようだ。
・今日から来週にかけて日銀の黒田総裁、2人の副総裁候補による国会での所信表明があるのでこれに注目したい。
・現在の金融緩和策を続けていくという意向の表明だけであったり、副作用にも配慮しながらという言及があまり繰り返されるようだと、政策の手詰まり感や政策に何らかの微調整が加えられるのではないかという懸念に繋がり、円高が進行する可能性があるので注意が必要。
・(副総裁候補の)若田部教授は量的緩和策を支持しているとされ、何か異なる斬新なアイデアが言及されるようであれば市場で円安が進む場面もあり得るが、その可能性は低いだろう。

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