1/29 大和証券 亀岡裕次

108.20円~109.20円

■注目ポイント
アメリカ期待インフレ率と実質金利

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
108.507 +30.7銭 9:05 109.202 +0.2銭 翌1:40

■先週末のNY市場について
・ドル/円は108円30銭弱まで下落した。
・黒田日銀総裁が賃金と物価は緩やかに上昇しており、インフレ率が目標に近づきつつあるとの認識を示したことが日銀の出口政策期待を高め、円高に働いた。

■今日の見通しについて
・ドル/円は反発材料に乏しく直近安値近辺で推移するだろう。
・本日アメリカで12月の個人消費が発表されるが、年末商戦が好調だったこともあり消費支出は前月比0.3増と、堅調な伸びが市場で予想されている。
・ただ、可処分所得に対する消費支出の割合を示す消費性向は過去最高に迫る高水準のため、消費の伸びは高まりにくい。
・消費支出が市場予想を下回るとドル/円の下落に作用するだろう。

■注目ポイントについて
・アメリカの長期金利が上昇してきた割にドル/円が弱いと言える。
・アメリカでは商品市況の上昇などにより期待インフレ率が名目金利を押し上げた一方で、かなり長期間景気拡大が続いてきた為に期待成長率は高まりにくく実質金利の上昇は限定的。
・アメリカの経済指標が予想外に強くなれば実質金利とドル/円を押し上げやすくなるが、最近はアメリカの経済指標が市場予想を下回るケースが目立ちはじめている。
・期待インフレ率の上昇が進めば利上げ期待を強め実質金利もドル/円も上昇しやすくなるが、それは商品市況にかかっているだろう。
・高騰している原油価格が反落すると期待インフレ率とアメリカの金利を押し下げてドル/円の下落に働くので注意が必要。

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