1/26 フィスコNY 平松京子

109.00円~110.40円

■注目ポイント
通貨安戦争の行方

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
108.282 -71.8銭 翌2:15 109.770 -63.0銭 9:15

■NY市場はドル売りから一転、ドルを買い戻す展開?
・荒い展開になった。ムニューシン財務長官の発言でさらなるドル売りに朝方拍車がかかった。
・その後トランプ大統領の強いドルを支援する発言で大きく買い戻された。
・注目の定例ECB理事会後の会見でドラギ総裁は予想ほど強いユーロ高けん制を行わなかったため、ユーロ買いが加速した。
・ただ、年内利上げの可能性は極めて少ないとの言及で買いが一段落している。

■今日の展開について
・米国のトランプ大統領のダボス会議での演説待ちでドルの底固めを確認する展開を予想する。

■注目ポイントについて
・財務長官の異例のドル安容認発言に対しては、さっそくドラギECB総裁をはじめ海外からの批判が出ている。
・そのほかIMFのラガルド委員長は通貨安戦争の時期ではなく、アメリカの真意を確かめたいとの意向を示している。
・トランプ大統領は政治家にはない貿易などで今までにないアプローチをしている。
・税制改革後の次のアジェンダである不均衡貿易是正に今年に入り本格的に取り組んでいる。
・アメリカはすでに一部輸入商品への関税も承認しているが、更なる措置も予想される。
・またドル安は米国の貿易に有益に働く。

■結局どちらに動くか?
・ドルの安値を試したのち、経済に政策の効果が出るとドルは持ち直すだろう。
・大統領がダボス会議の演説でアメリカファーストを全面に出し、投資家が世界から集まる世界経済フォーラムで米国への投資推進を行う公算。
・国際的な駆け引きシーズンを終えてダボス会議通過後は米国投資への期待などにドル買いが再燃する可能性がある。

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