1/23 三菱UFJ信託銀行 谷口晶俊

110.00円~111.50円

■注目ポイント
強い米経済 vs 日欧引き締め観測

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
110.249 +24.9銭 翌0:40 111.178 -32.2銭 16:05

■NY市場を振り返って
・米議会が移民問題を協議することを条件に2月8日までの暫定予算で合意との報道からドル買いが優勢となりドル/円は一時111円台、ユーロ/円も136円台まで上昇する展開となっている。

■本日の見通しについて
・本日は日銀の金融政策決定会合があり、金融政策については据え置きを予想しているが同時に公表される展望レポートについては好調な経済指標を背景に成長率見通しの引き上げを予想する。
・この成長率見通しの情報修正から出口戦略期待を連想させ一時円高に振れる可能性はあるが黒田総裁の記者会見では改めて緩和維持のスタンスを示し円高は一時的なものとなると予想する。

■注目ポイントについて
・今週26日にアメリカではGDPが発表され堅調な結果となることが予想される。
・米国実質GDPとアメリカISM製造業景気指数の3ヵ月平均の推移を見ると一定の相関が確認でき、直近一年間でISMは好調を維持していることが分かる。
・またアトランタ連銀が公表しているGDPナウは3.4%、NY連銀が公表しているナウキャストも3.94%で、これはGDPが市場予想3.4%を上回ると示唆しており、強いGDPの場合、長期国債利回りが一段と上昇する可能性が高い。

■そうなるとドル/円はドル高になると思うが、日本・欧州の引き締め観測との綱引は起こらないのか?
・本日の日銀、25日のECBが通過した後も、ECBをめぐっては3月会合でのフォワードガイダンス変更観測や、日銀についても黒田総裁後任人事をにらみながら出口戦略をめぐる思惑などでユーロ高・円高期待は根強く残る。
・堅調なアメリカのファンダメンタルズによるドル高は相殺されることから、ドル/円は現水準の110円を維持していく。

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