4/2 ニッセイアセットマネジメント 松波俊哉

 予想レンジ
 106.40円~107.60円
 注目ポイント
 「世界景気後退」はドル安?ドル高?

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
107.013 +61.3銭 21:35 108.093 +49.3銭 翌1:50

■NY市場を受け、今日の見通しについて
・リスクオフの動きというところで円高気味に昨日は推移したというところ。
・本日もこの流れを引き継ぎ下値を試す展開が予想される。

■注目ポイントについて
・ドル高気味だろうと考えている──世界のGDPが景気後退の目安の3%を割り込んだ年のドル/円のパフォーマンスを見ると、結果的には有事のドル買いが優勢だったというのが見て取れる。
・新型コロナの終息の目処がまだ見えなく、今年はマイナス成長という有事に陥る可能性が高いので、過去を踏襲してドル高気味の推移なのかなと考えている。

■新型コロナが終息した場合、有事のドル買いが一巡すると今度はドル安になる?
・その可能性は低いのではないか──アメリカの巨額の財政政策がアメリカの景気の持ち直しに寄与してくると考えている為。
・日米の財政出動の対GDP比のグラフを見ると、アメリカの今年の財政出動というのは日本の約4倍、リーマンショック時は2008年〜2010年にかけて4回に渡って財政出動(1.0%〜5.8%)があったが、GDP比にして10.1%と今回は巨額で、それを大きく上回る規模。
・アメリカ景気が上向くことでドル需要が引き続き強いという風に考えている。

■そうなると年末まではドル/円はどのぐらいとみている?
・年後半以降のアメリカ景気の持ち直しというのを視野に入れて112円程度への円安で年末水準を予想している。

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