10/2 三菱UFJ銀行 内田稔

 予想レンジ
 107.20円~108.10円
 注目ポイント
 ドル円膠着の背景

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
107.043 -15.7銭 翌2:45 107.892 -20.8銭 12:55

■NY市場を受け、今日の見通しについて
・昨日はISMショックを受けてドル/円相場も108円台から急落した。
・第4四半期は例年ドルが強く推移するので今日は108円台回復があってもおかしくないが、上値は重いだろう。
・今晩のADP雇用報告やISM非製造業景気指数、週末の雇用統計を控えて方向感は出にくいとみている。

■注目ポイントについて
・今年のドル/円は8円も動いていなく、一昨年や去年よりも小動きで、なんとなく円高圧力が緩和しているようにも見えるが、ドル/円がこう着している意味というのはドルと円がどちらも強いか、どちらも弱いか。
・その点、今年のG10通貨の強弱のランキングを見るとドルは第3位と強いが、日本円も第2位ということで結局両方とも強いのでドル/円がこう着しているということが分かる。

■ドルと円の両方が強い場合に注意すべき点は?
・その他の通貨は下位に押し下げられているということになるので、その他通貨と円の距離が広がる。
・従ってドル以外の通貨に対する円高、つまりクロス円の円高に注意が必要ということになってくる。
・第4四半期はドルが強く推移するが、クロス円では値幅を伴う円高が進んでいて、ドル/円(値幅約−1.5%)以外の通貨ペアはかなり値幅の伴った(約−5〜−8%)円高が進んできている。
・今年はドル/円については第4四半期固有のドル高によってドル高・円安が進む場面もあると思うが、ただ依然としてクロス円での円高に年内注意が必要だとみている。

個人成績