9/13 三井住友銀行NY 下村剛

 予想レンジ
 107.70円~108.50円
 注目ポイント
 次はFOMCそして日銀

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
107.896 +19.6銭 16:05 108.258 -24.2銭 10:25

■NY市場はECBや米中に絡む報道に翻弄される展開となり、そうしたなかユーロに関しては徐々にユーロ高に反応したが、市場はどのように受け止めた?
・ECBで量的緩和再開を含んだ緩和パッケージが発表され、マーケットはユーロが大きく下落してスタートした。
・しかし、ドラギ総裁の会見で財政政策の必要性を強調したことにより、金融政策の限界が意識されたほか、景気後退の可能性が低いと発言したことで目先の追加緩和期待が後退しユーロが買い戻される展開だった。
・また、ドル/円はユーロ/円に連られる形で107円50銭台まで下落したが、その後はユーロの反転に加えて米中通商摩擦の緩和期待からマーケットのセンチメントは良好に推移し、ドル/円も108円台まで値を戻している。

■今後の動きは?
・リスクオンの動きは本日も継続するとみており、本日発表の米国小売売上高にも注目している。
・通商摩擦の緩和に加えて、引き続き米個人消費が景気の下支えとなることが確認できれば、ドル/円も更なる上値が見えてきそう。

■注目ポイントについて、市場のセンチメントが好転しているなかで仮に緩和ということになれば、どういう反応になる?
・FOMCでは0.25%の利下げが濃厚な上、日銀では先日の黒田総裁のインタビューを受け、市場の一部にはマイナス金利の深堀りやフォワードガイダンスの変更などの期待がある。
・日銀に対する市場のコンセンサスは政策据え置きだが、仮にマーケット環境が一旦落ち着いたタイミングでの追加緩和を決断した場合、ドル/円は110円に向けた上昇圧力が強まると予想する。

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