9/12 オフィスFUKAYA 深谷幸司

 予想レンジ
 107.40円~108.20円
 注目ポイント
 為替相場の金融政策離れ

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
107.517 +11.7銭 21:35 108.187 -1.3銭 翌4:20

■今日の見通しについて
・総じては米中通商協議進展期待で株は堅調、米債利回りは上昇一服だが高止まりでリスクオンの流れのなかで堅調だった。
・今日はECB理事会が開催される──何らかの緩和に踏み切るとみられていて、利下げ・フォワードガイダンスの強化・資産購入の再開などから、どのような組み合わせを実施するかというところ。
・ポイントはリスクオンの流れを後押しするかどうかというところで、株価が堅調なら引き続きドル/円相場は底堅い展開となりそう。
・また、CPIが強ければ長期金利の上昇で円安の流れが続く可能性もあるだろう。

■注目ポイントについて、欧米の金融緩和観測が円高や円安の要因になりにくくなる?
・為替相関が動く要因が2つある──1つは金融政策による金利動向への反応、2つ目はリスクオン・オフへの反応。
・8月以降、景気後退を背景にしたリスクオフトレードでアメリカの長期金利そのものが政策金利予測では説明できない水準まで低下した。
・そうしたなかドル/円相場も金融政策やそうした金利動向に対する感応度は低下して、リスクオン・オフを中心に動いているという状況。
・ユーロ/円相場を見てみると金融緩和の実施が確実視されるECB理事会を前にしているが、ここ数日はユーロ高・円安になっていて、リスクオフムードの後退からリスクオンに反応していることが明らか。

■今後も金融政策離れは加速していきそう?そうなった場合、円相場への影響は?
・今週〜来週にかけてECBやFRBの金融緩和が実施されれば、[?]の追加緩和・金融政策の変更の可能性が低下しているということから、金融政策離れが更に強まるのではないか。
・金融緩和がリスクオンを後押しすれば円安ということになりそうだが、足元の円安について言えばポジション調整によるものなので、積極的なリスクオンの材料に欠ければ円安は長く続かず、上値は108円台前半で抑えられるのではないかと考えている。

個人成績