9/6 三菱UFJ銀行NY 平井邦行

 予想レンジ
 106.30円~107.30円
 注目ポイント
 ドル円の上値の重さ

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
106.620 +32.0銭 22:45 107.100 -20.0銭 11:20

■NY市場は引き続きドル/円が堅調な動きとなったが?
・イギリスの合意なきEU離脱の可能性が低くなったことや、米中貿易協議の10月再開とを好感して金利・株ともに上昇、ドル/円も一時107円前半まで上昇した。
・本日、米雇用統計が発表となるが強い内容となると利下げ観測が一旦後退する可能性がある一方、弱い内容でもリスクセンチメントが再び悪化する可能性もあり、ドル/円は結局106円後半を挟んで行ってこいとなる展開を予想している。

■注目ポイントについて
・9月に入りセンチメントの改善からリスク資産に買いが入る展開となりドル/円も上昇してきてはいるものの、例えば株や新興国通貨などに比べると値幅は限定的となっている。

■値幅が限定的になっている理由は?
・要因としては本日のISM非製造業が良かった一方、製造業指数は50割れとなったり、欧州各国の景況指数も数年ぶりの悪い内容となるなど、足元の経済指標が強弱入り交じりで現在のセンチメントについてきていない為。
・今週、オーストラリア中銀をはじめとして各国中銀は政策金利を据え置き、スウェーデン中銀に至っては予想外に利上げスタンスを維持するなど、来週のECBや再来週のFOMCを前に、これまで株式市場を押し上げていた積極的な緩和姿勢への期待感に修正が入りつつあることも一因だろう。
・加えて9月は日本企業にとっては半期末で海外からの配当を円転する需要が高まるという季節性もあり、結果として現在のセンチメント先行でのドル/円上昇が今後も続くとは考えにくく、上値は徐々に重くなってくるのではと考えている。

個人成績