9/5 ソニーフィナンシャルホールディングス 石川久美子

 予想レンジ
 105.70円~106.70円
 注目ポイント
 米中協議「以外」の材料に注目

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
106.325 +62.5銭 7:20 107.227 +52.7銭 23:20

■NY市場はドル高の動きとなったが、今後の展開は?
・基本的には少し動きづらい状態というのが続きやすいかもしれない──米中通商協議がこれまでテーマになってきたが、これ自体は継続方針が示されているが進展がない。
・9月の協議というのが決定すれば、一時的に市場のマインドが和らぐかもしれないが、既にこの件に関して市場は裏切られることを繰り返されているので、簡単に楽観ムードにはならないとみている。
・一方で今月1日に米中双方が関税を追加するということを実行してしまったことで[?]もあり、過去と同様に関係緊迫化を伝える程度の報道では下値を攻めにくくもなっている。
・目先、協議がよほど進展するか10月1日のアメリカによる追加関税実行が視野に入ってくるまでは、この問題についてのドル/円は反応しづらい展開が続くだろう。

■注目ポイントについて
・カギは足元アメリカの金融政策とヨーロッパの景気動向とみている。
・まずアメリカに関しては3日発表のISM製造業景況指数が遂に好・不況の境目である50を割り込んだ。
・これによって18日のFOMCで0.5%もの大幅利下げに対する期待が再燃している。
・もし弱い経済指標などが出ると、こうした期待が一段と高まってドル/円に下押し圧力をかけると考えられる。

■ヨーロッパ景気についてはどこに注目している?
・とりわけドイツの景気減速懸念というのが足元強い──製造業のPMIを見るとドイツの下げがかなり目立っている。
・機関産業である自動車についてアメリカや中国に輸出しているところがかなり大きいので、この貿易戦争のあおりを強く受けている状態。
・例えば今日発表される製造業受注や鉱工業生産の弱い結果ということがあれば、懸念が更に強まる形でドイツ株が売られ、ユーロ/円はもとよりだがドル/円でも円高圧力がかかる可能性がある。

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