8/13 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 植野大作

 予想レンジ
 104.90円~105.80円
 注目ポイント
 真夏の円高アノマリー

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
105.060 +16.0銭 19:15 106.973 +1円17.3銭 23:30

■昨日の動きを踏まえて今日は?
・昨日は日本、シンガポール、インド、トルコが祝日で薄商いのなか米中摩擦や香港デモへの警戒が強まると一時105円5銭まで円高が進んだが、105円は割らずに下げ渋った。
・本日は日本がお盆休み入りして海外でも夏休みムードが強まる為、為替売買は低調になりそう。
・マーケットが薄くなる為、なにかの拍子に相場が荒れるリスクがあり、予測不能なトランプ大統領の発言などに要注意。

■注目ポイントについて
・毎年お盆休みの前には日本の輸出企業のドル売りが集中しやすいほか、15日前後にアメリカ国債の償還と利払いが集中する為、ドルを売って円に換金する為替フローが発生、ドル安・円高が進みやすいと言われている。
・また、そのような思惑に便乗して円買いを進める短期筋の動きにも警戒が必要。

■今日から8月15日へ向けて円高がもう少し行きそう?
・既に105円割れ目前まで円高が進んだので、その影響が既に出ていると思われる。
・ただ、それを事前に予想してお盆前に対策を立てたり、先回り売買をするプレイヤーはお盆を過ぎると反対売買に動くので、お盆に円高が進むというのが必勝の法則になるほど甘くないのがこのマーケットの現実。
・参考までに過去46年の8月の月足を調べると、陽線22回、陰線23回、寄り引けほぼ同値線1回と、極端な偏りは無い。
・シカゴ市場で観測される海外投機筋の持ち高が先週火曜の時点で既に円買い・ドル売りに転じていたことも勘案すると、更なる円買い投機が膨らまない限り、この先の円高余地はある程度限られそう。

個人成績