8/9 三井住友銀行NY 下村剛

 予想レンジ
 105.50円~106.40円
 注目ポイント
 人民元の次のターゲットは?

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
105.266 -23.4銭 翌1:30 106.075 -32.5銭 11:40

■週末はどんな展開になりそう?
・本日は中国の貿易統計が改善を見せたことや、人民元の動きが一旦落ち着いたことで米国株式が上昇し、ドル/円はセンチメントが改善した一方でトランプ大統領からのドル高けん制発言が上値を抑え、もみ合う展開となった。
・週末にかけてのリスクオフのリバウンドの持続性があるかという点では、米中貿易摩擦に進展のない限り下値不安は後退せず、戻りも限定的と想定する。

■注目ポイントについて
・今週末は人民元が節目として意識されていた1ドル7元を上抜けたことでマーケットは大きくリスクオフの動きとなった。
・その後、当局が日々設定する基準値を見ると過度な人民元安圧力を抑える当局の姿勢が伝わったことで、一旦はリスクオフは落ち着いた形となっている。
・それでも節目の7.0を上抜けたことで、過度な人民元安が資本流出懸念を高めるリスクは依然くすぶっており、当面は人民元の動きを睨みつつボラタイルな展開が続きそう。

■7元という大きな節目を越えたということで、マーケットは次の節目というのはどのあたりをみていて、もしそうなった場合のマーケットの反応は?
・マーケットは今後も中国当局が緩やかな元安を容認し徐々に元安方向に進むとみていて、そのドルの上値のメドは7.25や7.3だろう。
・それを明確に上抜けると資本流出懸念が高まるリスクがあり、センチメントの悪化によりドル/円では100円に向けた円高進行には注意が必要だとみている。

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