8/6 ソニーフィナンシャルホールディングス 尾河眞樹

 予想レンジ
 105.70円~106.60円
 注目ポイント
 トランプショック後のドル円

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
105.520 -18.0銭 7:05 107.089 +48.9銭 13:05

■円が急騰しているが、ここまでをどうみる?
・昨日はISM非製造業の弱さであったり、株安であったり、あまりいい材料は無かったが下がった所ではそれなりにドル買い需要というのもあったようで、意外に106円丁度あたりで留まっており、今日もそのようなジリジリとした展開になるのではないか。

■この後どこまで行くのか、そしてスピード感は?
・ドル/円はテクニカル上、年初来安値の104円87銭から高値の112円40銭のフィボナッチポイントの76.4%戻しである106円65銭を既に下回ってしまってきているので、次の目標値の下値メドとしては年初来安値の104円87銭が既に視野に入っているという状況。
・ただ、一気にここにドーンと行くよりはアメリカの先週出た雇用統計が比較的強かったり、9月までまだ日があるので、その間にどうにか多少なりとも協議が進展するのではないかという期待も残るので、そういう意味ではこの後は不安と期待が入り混じりながら、行ったり来たりしながらジワジワと円高方向という流れではないか。

■注目ポイントについて
・米中協議について言うと、中国の産業補助金の撤廃や知的財産権の保護については、中国側はなかなかアメリカに対して即座に応じる可能性は低いということだろう。
・その為、交渉のハードルは高く、9月の段階で一旦制裁関税第4弾が発動されるというリスクは見ておいた方がいいだろう。
・その場合は先程の105円丁度であったり、年初来安値のあたりを試しにいく可能性は十分にあるだろう。
・従ってその場合、次の日銀の対応が焦点になってくるのではないか──足元市場ではアメリカの利下げは今年あと追加で2回、来年1.6回の都合3.6回とみられているが、当社は1回で打ち止めとみている。
・この織り込みが行き過ぎだったという風な事になれば、ドル/円も持ち直すだろう。
・それまでの間、日銀の政策余地が少ないなかで、時間稼ぎでいかに政策の微修正によって円高を食い止められるかというところがカギとなるだろう。

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