7/31 ソシエテ・ジェネラル銀行 鈴木恭輔

 予想レンジ
 108.10円~109.20円
 注目ポイント
 先物で見えるユーロ高の兆し

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
108.489 +38.9銭 23:50 108.997 -20.3銭 翌3:50

■今日のFOMC、ドル/円への影響は?
・注目はされるが0.25%の利下げは確実視されている状況なので、予想通りであればノーサプライズであまり大きい動きは無いのではないか。

■注目ポイントについて
・中長期的なスタンスだが、ユーロ高には注意が必要。
・直近1ヵ月の各主要通貨の対ドルのパフォーマンスを出したチャートを見ると、ドル独歩高という状況が分かる。
・ただ、イギリスポンド(約−4%)に関しては合意なき離脱への警戒感、ユーロ(約−2%)に関してはECBの追加緩和への思惑、こういった各通貨での売り材料がドルを押し上げているという状況なので、ドル自体に力強さは無いという状況。
・投機筋のユーロの先物のポジションとユーロ/ドルのレートを重ねたチャートを見ると、ユーロの先物のポジションとユーロ/ドルは整合性を持って動く傾向があるが、足元では乖離している状況。
・過去に遡るとアメリカの大統領があった2016年にも乖離をし始めていて、その後ユーロの買い越しに転じたタイミングからユーロが大きく上昇しているという実績がある。
・まさにゼロのところ(買い越しへの転換点)に今ポジションが近づいている──分水嶺に近づいているのでユーロ高に注意が必要なポイントになってきている。

■タイミングはいつ頃になりそう?
・一番可能性が高いのはアメリカの第3四半期のGDPが発表される10月以降のタイミングになるだろう。
・その統計の悪化で仮に継続的な利下げに対しての思惑が強くなるということになると、ユーロ高・ドル安の流れが勢いづいてくる可能性があるだろう。
・そうなれば来年の前半にかけてはユーロ/ドルのレートで1.2台半ばというところも十分射程圏内に入ってくるだろう。

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