7/30 JPモルガン・チェース銀行 佐々木融

 予想レンジ
 108.40円~109.20円
 注目ポイント
 先物市場が織り込む米利下げ回数

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
108.452 +5.2銭 21:30 108.946 -25.4銭 9:05

■今日は日銀で金融政策決定会合があるが、材料になりそう?
・基本的にはならないと思うが、多少フォワードガイダンスの変更等、期待している向きもあるので全く無警戒でいいということではないだろう。
・多少は利下げの可能性というのも期待しているところもあると思うが、日銀がここからマイナス金利を深堀りしてしまうと若干円高方向へ圧力がかかる可能性もある。
・フォワードガイダンスの変更に関しては今年の4月に明確化したときにマーケットはほとんど反応していないので、マーケットに対するインパクトは基本的にはないだろう。

■注目ポイントについて
・現状FF金利の先物市場はアメリカの政策金利が2021年の3月にボトムになると織り込んでおり、そこまでに1%──25bpsでいうと4回の利下げを織り込んでいる。

■先週のGDPもアメリカ4−6月期は良く、アメリカ経済が堅調ななかで今回の利下げは予防的利下げと言われているが、先物市場では4回も織り込んでいるのは何故?
・基本的には例えば債券市場のイールドカーブの形状で言うと、景気後退──リセッションの可能性を6割ぐらい織り込んでいると風に言われていて、あまり手放しで大丈夫と見ないほうが良いかもしれない。

■アメリカ経済は先物の債券市場で見るとそんなに強くないので利下げが必要とみている?
・意外に過去を見ると債券市場のその際は当たっている。
・トランプ大統領の圧力でマーケットとしてはある程度利下げを織り込む必要があるということもあるだろう。
・2021年3月までの利下げの織り込み度合いは4回──1%ぐらいの利下げを織り込んでいる状況で、これがドル/円相場との相関が結構高い。
・これの利下げの織り込みが1回(少なく)変化すると、だいたい1.5円ぐらいドル/円が(円安に)動くような関係になっているので、今回のFOMCの結果もこれを受けて、先行き本当にどこまで利下げが進むのかというところの期待の変化に注目。

個人成績