7/24 三菱UFJ銀行 内田稔

 予想レンジ
 107.80円~108.60円
 注目ポイント
 世界経済と内外金利差

安値(7:00~翌5:00) 高値(7:00~翌5:00)
107.927 +12.7銭 23:05 108.276 -32.4銭 9:00

■NY市場を受け、今日の見通しについて
・債務上限問題が片付いたことや米中協議再開を期待して今日もドル/円は底堅く推移しそう。
・ただ、今週のECB理事会、来週は日銀、FOMCなどを控えているので大きな動きにはなりにくいとみている。
・また、ブレグジットやイランといった地政学リスクを意識した円高には警戒したいところ。

■注目ポイントについて
・日本とG10通貨の長期金利差と円の名目実効相場のグラフを見ると、去年から世界経済の減速や各国中央銀行の金融緩和姿勢を受け、世界中日本も含めて長期金利は低下した。
・ただ、日本の金利の低下幅が限定的なので金利差が縮小し円高トレンドが続いてきたという経緯にある。
■IMFが公表した世界経済見通しでは前回4月の予想から下方修正したが、為替にはどう影響する?
・今回4回続けての下方修正ということで、2019年から来年にかけて成長率が減速するという見通しだが、こういった世界的な金利低下と日本の内外金利差の縮小、円高圧力が続きやすいと思われる。
・こういった円高が一段と進むと日銀としても金融緩和の副作用と円高の副作用を天びんにかけて、マイナス金利の深堀りを含む金融緩和に進む可能性も十分に高まってくるだろう。
・その場合も日本の金利の低下幅が海外の金利の低下には及ばないと思うので、金利差が縮小してしまって円高が進むという圧力が年後半もかかりやすいとみている。

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