7/22 バークレイズ証券 門田真一郎

 予想レンジ(一週間)
 106.70円~108.70円
 注目ポイント
 ECB緩和への地ならし

安値(7/22~7/26) 高値(7/22~7/26)
107.690 +99.0銭 7/22(月) 108.827 +12.7銭 7/26(金)

■今週の見通しについて
・参院選は無事に終わったので、基本的にはそれ自体への反応はあまり大きくないと考えている。
・今後始まる日米の通商交渉は若干の円高リスクになるが、ごく短期的には今日の日本株がどのように反応するかによって為替もそれに引っぱられる可能性が高いのではないか。
・ただ、ドル/円で大きな方向性が出るというよりは今週ECBの理事会が木曜日にあるので、そこで緩和への地ならしが行われるかどうかで見ている。

■注目ポイントについて
・今月自体に緩和をするという訳ではないと思っているが、注目となるのは3点で1つ目がフォワードガイダンス──今の金利を維持するというガイダンスになっているが、利下げを含む形になるのか。
・2つ目が、今後もし利下げをする場合にマイナス金利の副作用を緩和する措置になるが、これの具体的な発表であったり実施があるかどうか。
・3つ目がインフレ目標(2%インフレ目標の修正)だが、ECBは2%近いけれども2%を下回るという若干下振れのバイアスがかかるような形に少なくとも文章上なっているが、これが対象的なということで2%前後──他の中銀がやっているような形だが、そういったものをやるかどうか。
・そういった中で先行きを当社は9月以降の緩和というのを予想しているので、こういったものが出てくればそういった緩和の期待も強まってくるのではないかと考えている。

■市場の利下げ期待は?
・マーケットはだいたい9月までに10bps、0.1%程度、今後1年間でみると0.25%程度を予想している。
・当社も9月に−0.1%、12月に−0.1%、更に来年3月に−0.1%でトータル−0.3%──0.4から0.7に下げ、加えて量的緩和というところで来年の1月から再び再開するのではないかと考えている。

■ドル/円への影響は?
・これがドル/円自体に与える影響は大きくないと思う──やはりFRBの利下げがまず当面の焦点でドル安圧力だが、これが徐々に欧州の緩和ということでユーロ安圧力に変わってくるのではないかと考えている。

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